こんにちは、かつです。
ご無沙汰してます!
引きこもり生活が長いと、普段料理が不得手な私でも自炊がふえてきます。
たまには、(自分にしては)よくできた料理の写真を撮って、
SNSにアップするのも気晴らしのひとつになるかもしれません。
そんな時、料理の写真に湯気があるとよりおいしそうに見えますよね。
料理から出る湯気を撮るには、
・湯気に光が当たる
・湯気の背景が暗い
・湯気にもピントが合う
この3つの条件は必須でしょう。
これは2019年の夏ころ(夏にしゃぶしゃぶ鍋かい!というのはさておき)、お店で撮影したものです。
見事に背景が黒で、料理にライトがあたっていたのでCMみたいに撮れました。
しかし、おうちの中でこのようなシーンはなかなか無いでしょうし、
CMのように背景やライティングまで作りこむのは、ちょっと違うと思います。
家の中で美味しそうに撮れる場所を見極めておいて、食べる前にサッと撮って、美味しいうちに食べましょう。
私の家の中ですと、例えばこんな感じです。
最近心がけているのは、50mmクロップをすることです。
場合によっては、さらにトリミングもします。
被写体からある程度距離をとることで、料理に機材の影が重なることを避けたり、
それほど派手ではない、ほんのりとした湯気の存在感が増したりするからです。
条件を満たすように光を選ぶと、逆光や順光すぎる光は避けることになると思います。
どうやら私の場合は、半逆光くらいで撮るのが好きなようです。
これは出来立てのチャーハン。
上からの光ですが、背景にフライパンの黒を入れてなんとか湯気も写しています。
汁物のほうが湯気が沢山でます。
こちらはラーメン。鍋直です。
鍋が黒いおかげで湯気がわかりやすくなりました。
器に助けられると、逆光でも湯気がわかりやすくなります。
例えば以下も器に助けられた例です。
こちらは、2018年夏頃、旅先でGR IIをつかって撮影したものです。
これだけは換算28mmのまま、マクロモードで被写体に寄って撮影しています。
鍋料理の類は、たくさん湯気が出るので撮りやすいですよね。
出来立ての料理から湯気が出ている短い時間内で撮影し、ダメなら撮影はあきらめる
こんなサイクルを繰り返していると、自炊も続けやすくなったりするかもしれません。
湯気とはちょっと違う余談ですが、最後の2枚は左手で撮影しています。
料理をとるときに、利き手の右で料理をつまんで左手で撮影ということをたまにします。GRならできるという荒業です。
(かつ)