こんにちは、みにゅう です。
桜が咲きましたね! 明るくて暖かい春が来ましたね!
春と題した記事が続くことをお許しください。だって春が来たことが嬉しいんだもん。
GR III, P mode, ISO200, 1/1250sec, F4.5, +0.7EV, WB:Auto, クロップ35mm, レタッチ(トリミング, レベル補正)
花が咲いて、草木が芽吹いて、景色が色彩を濃くしていくのを見ていると、散歩の歩みがいつもより遠くへと進んでしまいます。美しい花が目に映るのでシャッターを押す回数も増え、仕事前の朝の散歩が終わりません。困った困った。
GR III, P mode, ISO200, 1/320sec, F2.8, +1.3EV, WB:Auto
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さて、GR III には、自分好みの設定を3個までモードダイヤルに割り当てられる「USERモード」の機能がありますが、みなさんお使いでしょうか。
今回は僕の「USERモード」の使い方を紹介しようと思います。
GR III にはモードダイヤルに USER1(U1) / USER2(U2) / USER3(U3) の3つのポジションがあり、それぞれ自分好みの設定を登録しておくことができます。
僕は U1 に「暗いのときの高ISO設定」を、U2 に「通常使うオールラウンドな設定」を、U3 に「最大倍率でマクロ撮影する設定」を登録しています。
GR III, P mode, ISO200, 1/640sec, F3.2, +1.3EV, WB:Auto, クロップ35mm
撮影スタンバイ時のホームポジションはモードダイヤルを U2 にしておき、通常は電源ボタンONで撮影状態に移ります。
また、被写体が暗かったら U1 に、マクロ撮影したい場合は U3 にモードダイヤルを回してから電源を入れますが、このとき U2 がホームポジションなのがポイントです。U1 へは左回りに1クリック、U3 へは右回りに1クリックとワンアクションで素早く切り替える事ができるし、回す方向が逆なので間違うこともありません。
ちょっとコツが要りますが、ロックボタンを押しながらモードダイヤルを回すことも片手でできるので、慣れれば手元を見ずにポケットの中でモードを切り替えることができるようになります。
GR III, P mode, ISO200, 1/500sec, F2.8, +1.0EV, WB:Auto, クロップ35mm, レタッチ(レベル補正)
撮影を始めると、ISO感度や露出補正などの設定を変更しながらベストな撮影を探っていくということをよくやりますが、ここで気をつけたいことは、
・GR III では電源をオフした後(USERモードが同じならば)再度電源オンしても直前の設定は保持されている
ということです。
(GR II 以前の機種では電源オフ・電源オンで設定変更はクリアされ、そのUSERモードに登録された設定に戻ります)
GR III, P mode, ISO100, 1/800sec, F3.5, WB:Auto
僕がよくやる失敗は、通常撮影モード U2 で起動したあと設定を変更し「マクロモード」の撮影をしてそのまま電源オフ。数日後に電源オンしたときに通常撮影モードではなくなっていることを忘れていて、遠くにフォーカスが合わずびっくりする、というようなことです。
そのため今では、設定変更が残っているのかどうかわからなくなったときには、起動直後にモードダイヤルを U2→U1→U2 と一度動かしてから戻し、USERモード U2 の登録値に戻してから撮影する、というのが習慣になっています。
GR III, P mode, ISO200, 1/1000sec, F4.5, +0.7EV, WB:Auto, クロップ35mm
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春のお花写真とともに、USERモードの使い方を紹介してみました。
USERモードはそれぞれの撮影スタイルによって使いやすい設定方法も違ってくると思います。みなさんもいろいろ試して、ご自分に合った設定を見つけてくださいね。参考になれば幸いです。
それではまた!
(みにゅう)