お散歩と露出補正 (かつ)

2021.04.13 BLOG

こんにちは、かつです。

タイトルに「春」、作例に一枚は「桜」という流れを
もう少し続けても面白かったかもしれませんが、少し流れを変えてみます。
とはいっても、やはり春を感じさせる写真が増えます。
春っていいですよね!

テレワーク主体となり、運動不足解消と静かな仕事環境を整えたく、少し前に引っ越しをしました。
そして迎えた春となるとお散歩が楽しく、休日は明るい時間から暗くなるまで歩き続けてしまいます。

ゆるりと歩いて気になったものがあると撮るという具合です。
露出モードをAv、測光モードを分割測光にしたまま、露出補正だけでお気楽にスナップしています。

午前中の竹林が見事な公園では、さわやかさを出したく極端にオーバー目に +2.7に補正してこんな感じ

Avモード EV+2.7 F2.8 1/40sec ISO100

お昼を少し過ぎた頃、高く強めの日差しがでて明暗差が大きい時間帯
背後の明るい壁の建物につられ蓮華が暗くなってしまうのを補正するために +0.7にするとこんな感じ

Avモード EV+0.7 F4.5 1/125sec ISO100

16時過ぎ、空の光がおちついてきて日陰にあるハナミズキを透かして撮るときは +2.3でこんな感じです。

Avモード EV+2.3 F4.0 1/50sec ISO100

もう少し遅い時間帯になると、マイナス側に補正したほうが雰囲気がでます。
18時頃 今の季節ですと夜と昼間の境界になる明るさです -1.7 に補正して体感に近い明るさにしています。

Avモード EV-1.7 F6.3 1/2sec ISO100 クロスプロセス

こちらは車の光跡を出したくて、絞る+低ISOに固定としています。
シャッター速度優先で露出補正をすればよいのですが、、、なんとなく絞り優先のまま具合を合わせていました。これは私の個人的な癖ですね。
さらに夕方の雰囲気を出したく、クロスプロセスで青味がかったエフェクトをかけています。


夜らしい時間帯は街灯の明るさがあると、極端にマイナス補正しなくても体感に近い明るさになります。

Avモード EV-0.7 F2.8 1/30sec ISO2500

こちら駐車場に紛れ込んだタヌキだとおもっているのですが、ハクビシンかもしれません。

Avモード EV-0.3 F2.8 1/30sec ISO1250

どちらについても、手振れ補正と高感度が相まって夜スナップが気軽に撮れていい感じです。


「ところでかつさん、星は?」とご心配なさる方がいらしゃるかもしれません。
はい、遠出はできないので家の窓際からインターバル合成で撮ってます。
記事のタイトルとちがってマニュアル撮影になりますがついでに掲載しますね。

マニュアル露出 F2.8 4秒 ISO320 インターバル合成 1時間31分55秒間の光跡(カメラ内で1219枚を比較明合成)

光跡写真だと星座が読み取れない方もいらっしゃるので解説をつけておきます。
緑の線が「はくちょう座」です。赤い三角が「夏の大三角」です。
深夜、東の空、地平近くに夏の星座が昇ると私は春を感じます。
都市部では街の光に埋もれてみえない天の川を想像しながら春が来た!と季節の移り変わりを噛みしめています。

(かつ)

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