大好物は “ひかりもの” です (いなば)

2021.04.20 BLOG

こんにちは、いなばです。

皆さんの大好物は何ですか?
私は断然“ひかりもの”が好きです。。。いやいや、お寿司じゃ無いですよ!

屋外や屋内を問わず視界の隅にチョットでも眩しさを感じると「眩しいなぁ」ではなく「待ってました!」状態で、眩しさの元である“ひかりもの”へ寄っていきます。
もうほとんど明りに寄っていく虫状態ですね。

GR III Avモード F2.8 SS1/800 ISO100 EV-0.7 オートWB ハードモノトーン
暗い高架下のダクトに当った光が輝いてました

GR III Avモード F2.8 SS1/60 ISO3200 EV-1.0 オートWB ハードモノトーン
整然と並べられた倉庫のポールがスポットライトで輝く

普段はあまりモノトーンで撮影はしないのですが“ひかりもの”は明暗差を表現したいので、ハードモノトーンを選択する事が多いです。輝いている部分は若干の白飛び気味に露出補正をして眩しさを強調しています。
更に眩しさを強調するために、ユーザーモードに登録してあるハードモノトーンは周辺光量補正をOFFにしてシェーディングも最大の-4に設定してあります。

GR III Avモード F2.8 SS1/1600 ISO100 EV0.0 オートWB ハードモノトーン 50mmクロップ
公園遊具のパイプの輝きが暗く表現された青空をバックに映えました

ハードモノトーンを使うもう一つの理由は、青空をバックに“ひかりもの”を撮ると良い感じに空が暗くなるので、眩しさがより強調されるところですね。
実はハードモノトーンの青空の表現をどの様に写真に生かすか試行錯誤していたことがあったのですが、青空と“ひかりもの”の対比表現に非常にマッチする事が分かって、ハードモノトーンはよく使うモードになりました。

ハードモノトーン以外でも、地面の反射光などを撮るときは単調な写真にならない様にブリーチバイパスを使うことが多いです。ディテールが少なくなる分、色味が加わることで写真としての面白さが出てくると感じています。

左:GR III Avモード F2.8 SS1/2000 ISO100 EV-0.7 オートWB ブリーチバイパス
右:GR III Avモード F4.5 SS1/3200 ISO100 EV-2.3 オートWB ブリーチバイパス

この“ひかりもの”と人物が合わさると、更にドラマチックになりますね。
今まで紹介してきた写真とは趣が変わってくるのが不思議です。“ひかりもの”にも様々なジャンルがあるのかもですね。

GR III Avモード F2.8 SS1/250 ISO200 EV-0.7 オートWB ハードモノトーン
奥の列車に反射した光が手前の列車にも反射して印象的でした

GR III Avモード F2.8 SS1/30 ISO320 EV-1.0 オートWB モノトーン
湾曲した壁からの反射光が人物のシルエットを強調していました

今回は私の大好物を紹介させていただきました。ぜひ皆さんも自分の大好物を見つけて沢山撮影してみて下さいね。

でも、大好物ばかりで食わず嫌いも良くないよなぁ。。。日々精進ですね。

(いなば)

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