こんにちは、みにゅう です。
前々回の記事で、街の景色が変わっていく様子をタイムラプス動画で紹介しましたが、朝に夕にその景色を見ながら工事現場を通るたび、あーカッコイーなーと思って見上げていたのがタワー型のクレーン(タワークレーン)の佇まいです。
GR III, P mode, ISO200, 1/1600sec, F5.0, WB:Auto, 35mmクロップ
赤白でくっきりと塗り分けられ青空を背景にそびえる、圧倒的な高さと存在感。
トラスで組まれた体。脚部土台は細いのに倒れない不思議。
その巨大な構造物が動き、資材を持ち上げる。ビルが作られる。頼もしくきっちりと働く!
その魅力に気づくと、写真に撮らずにはいられません。このカッコよさはどう撮ったら伝わるのか?
まずは背景に空を大きく入れて「孤高の存在感」を狙ってみました。
GR III, P mode, ISO400, 1sec, F2.8, +0.7EV, WB:Auto
夜空をバックに地上の光を受けている姿も素敵。ですが、撮影は難しい。
空を暗く落とし、クレーンを明るくくっきりと、荒れを抑えて。となると感度設定とシャッタースピードとのバランスをとった上での高画質が必要になります。
この写真では ISO感度 400, シャッタースピード 1秒 として、歩道の手すりにカメラを押し付けて撮りました。手ブレ補正がよく効いて細いワイヤーもしっかり写っています。
GR III, P mode, ISO800, 1/5sec, F2.8, -1.7EV, WB:Auto, 35mmクロップ
複数のクレーンが連携して作業している様も壮観。
あの運転席からはどんな景色が見えているんでしょう。
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クレーンは建設するための機械ですから、成長する街の象徴でもありますね。
何ができてくるんだろう、というワクワク感。
そして出来上がったときには、いなくなる存在。
だから写しておきたい、という気持ちになるのかもしれません。
GR II, P mode, ISO100, 1/40sec, F2.8, +0.3EV, WB:Manual
最後の1枚は、ビルの窓越しに撮った横浜の夕景。2018年。
GR II, P mode, ISO100, 1/350sec, F5.6, +0.3EV, WB:Manual, 35mmクロップ
これからも街の変化を見つめて行きたいと思います。
それではまた!
(みにゅう)