こんにちわ、ゆかです。
私の住む、アメリカ ワシントン州では紅葉のピークを迎えています。
そして、長い雨季に入りました。
GR IIIxが発売になりましたね。私はまだ手に入れられていないのですが、皆が言う「戸惑い」を早く体感したい!次回の記事ではGR IIIxで撮った写真をご紹介できるといいな。
さて、前回の記事でワイルドフラワーに興味を持ったというお話をさせていただきました。趣味の登山に行くと高山植物やワイルドフラワー、いわゆる野草を撮って楽しんでいます。
GR III, F5.6, ISO200, 1/2000sec, EV+0.3, クロップ50mm
登山やトレイルは、友達にお勧めを聞いたり専用アプリなどを見て決める事が多いですが、SNSを参考にすることもあります。特にSNSでは、その時期の紅葉や花のピークを知ることができるのでとても参考になりますが、投稿されている写真を見て、どうしてもここで写真が撮りたい!と思う場所が出てきたりします。
2021年を思い返して見ると、SNSを見て衝動的に「行きたい!」と思う場所が2箇所ありました。1つ目はエメラルドグリーンの湖で、かなり険しい山の奥にあるのですが天気都合により残念ながら断念。
2つ目は、ワイルドフラワーが一面に広がる丘。この丘の景色を知った次の休日に、家から車で2時間半かけて写真を撮りに行きました。
今回はその写真をご紹介します。
トレイルを2~3km、乾いた緑の道を、本当に花畑なんてあるんだろうかと不安になりながら歩きます。すると突然出てきた黄色いArrowleaf Balsamroot と紫色のLupineという名前のワイルドフラワーが。
GR III, F5.6, ISO200, 1/1000sec, EV0.0, クロップ35mm
SNSを見たあとなので、残念ながらピークは超えてしまっていましたが、まだまだ花は咲いています。造園とはまた違う、素朴だけど力強く自生するワイルドフラワーを目の前にして、「ここだ!ここに来たかったんだ!」と感動しました。おとぎ話の世界のようでした。
GR III, F5.6, ISO200, 1/800sec, EV0.0
GR III, F5.6, ISO200, 1/1000sec, EV0.0, クロップ35mm
GR III, F5.0, ISO200, 1/400sec, EV+0.7, クロップ35mm
写真を改めて見返すと、クロップで撮影していることも多いことに気付きます。この景色もGR IIIxで撮ってみたいな。
全体感を出したいときは28mmで撮影。寄りたいけど物理的に近づけないときや、何かに焦点を当てたいときにはクロップ、というのが今の使い方です。
RAW+で撮影したので、ビビッドで現像もしてみました。絵的には黄色・紫、そして空の色も鮮やかにはなりますが、目で見たままの色はやはりスタンダードが一番近い。
GR III, F5.6, ISO200, 1/1000sec, EV+0.7
車で2時間半かけて来たものの次女は途中でトイレのため脱落し(そのため夫と次女はこの景色は見ることができませんでした、残念。)、長女と2人でこの自然の花畑を求めてひたすら歩きました。
最後は長女に、「ママの行きたいところに行けて良かったね!」と言われましたが、二人でワイルドフラワーの中に座って、お喋りしながらおにぎりを食べたのは美味しかったなぁ。
国立公園なども色々と行きましたが、ガイドブックには載っていない田舎でみつけたこの素朴な景色は、私にとって今年のトップ3に入る場所になりました。
それではまた!
(ゆか)