こんにちは、みにゅう です。
先月の GRist 湊和雄さんは 僕も大好きな写真家です! 昆虫等の写真を撮るのに長年GRシリーズを愛用されているとのことで、そんな話とギャラリー作品を見たらやっぱり小さい生き物の写真の話をしたくなってしまいます。
これまで「虫」をテーマにした記事を何回か書いてきましたが、ちょっと別方向へ一歩踏み出して、今回は「クモ(蜘蛛)」の話題です。
苦手な方もいらっしゃるかもしれません。僕も全部を好きとはいいませんが、見慣れるとかわいいやつらですよ。
GR III, P mode, ISO400, 1/500sec, F5.6, +1.7EV, WB:Auto, 50mmクロップ, レタッチ(レベル補正)
ハナグモ
たくさんの生き物を撮影していく中で新たな生き物について発見があり、興味を覚えて追いかけていく、そういう視界の広がりは楽しいものです。
クモの図鑑も買っちゃいました。
クモはとてもたくさんの種類がいるのですが、中には美しい色彩やデザインを持ったものや、興味深い生態を持つものがいます。
そしてそれらは意外と身近なところにいるのです。
GR IIIx, P mode, ISO400, 1/200sec, F3.5, -1.3EV, WB:Auto, 50mmクロップ
ジョロウグモ
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最近は GR III と GR IIIx の2台を持って散歩に出かけることもよくあります。
小さい生き物を撮るのにマクロモードが便利ですが、GR III と GR IIIx ではマクロモードで使える撮影距離範囲が異なっているので注意が必要です。
GR III のほうが最短距離的にはより「寄れる」仕様となっています。
GR III :6~12cm
GR IIIx:12~24cm
最短距離での拡大倍率は GR III のほうが大きいです(GR III:0.35倍 / GR IIIx:0.25倍)が、同じ距離での拡大倍率は画角が狭い分 GR IIIx のほうが大きく、相手に逃げられないようワーキングディスタンスをとった撮影では撮りやすくなります。
2台持ちのときには、あれ今どっち使ってるんだっけ、最短距離はいくつだっけ?と迷ってしまいそう。
そんなときは、どちらの機種でも「マクロモードをON」にすると、まずレンズが最短撮影距離にセットされるので、そのままカメラ本体を動かして被写体がモニターでくっきり見える位置に移動すると、そこが最短距離の目安になります。
そこから若干離し気味の位置でシャッターを半押しするとオートフォーカスが作動してフォーカスが合います。
GR II, P mode, ISO100, 1/125sec, F4.5, 0.0EV, WB:Auto, 35mmクロップ, レタッチ(トリミング)
ハエトリグモ
GR III, P mode, ISO400, 1/200sec, F5.6, -1.7EV, WB:Auto, 50mmクロップ
ワキグロサツマノミダマシ
GR III, P mode, ISO400, 1/200sec, F5.6, -0.3EV, WB:Auto, 50mmクロップ
シャコグモ
自らの体から糸を作り出し、それで網を張って獲物を捕まえる。それだけで驚くべき生態だと思います。網がまた見事な構造物で、それは作るクモの種類によって形が異なるそうです。
GR III, P mode, ISO400, 1/40sec, F2.8, -4.0EV, WB:Manual, 35mmクロップ
屋外のフットライトにクモの網が輝いていました。
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毛嫌いされがちな生き物「クモ」ですが、ちょっとでもみなさんにも魅力が伝わってくれればうれしいです。
それではまた!
(みにゅう)