GR IIIx 71mmクロップで切り取る紅葉 (かつ)

2021.11.30 BLOG

こんにちは、かつです。

都内でも、街路樹のイチョウが色づき始めていますね。
一週間ほど前、関東の北部方面に用事があり、ついでに紅葉の具合をみてきました。

この時は、まだ葉が色づいているところが少ない状態でした。
GR IIIで、広角の視野でもよい具合になっている範囲を切り取ったのがこちら。

イチョウの黄色、カエデの赤と緑の3色が相まって良い具合なのですが、

 み・ど・り!!!

そうです、まだまだ色づいてゆくのがこれからという時期でした。
このエリアは、例年であれば紅葉真っ盛りの時期なのですが、11月になっても暖かい日が多かったせいか紅葉が遅れていたようです。

なんとか紅葉しているところを切り取っていると、しらずしらずのうちに71mmクロップ縛りのように撮っていました。
まずはこちら、タイトル画像にも利用しています。

クローズアップ気味に寄って、ボケを強調しています。
絞り解放で撮影していますので、背後の丸ボケがよい感じです。
画面左や右下のところは、前ボケの葉ですね。
手前の葉の隙間にGR IIIxを突っ込むように撮っていましたのでこんな感じです。

ここ最近、他のライターさんの間で「GR IIIxでカメラ突っ込み系の前ボケ利用」が流行っているようです。
私も真似をして、もっと前ボケを利用したものがこちら

クロスプロセスのブルーをかけてあります。
素の状態では葉の色づきが浅く、オレンジ色に染まっているエリアでした。
カメラ内RAW現像で、クロスプロセスをブルー、マゼンタ、イエローと3種類試してみたところ、オレンジの具合が程よく強調できたのでこちらを掲載しました。


つづいて、71mmクロップでも、引いた視線で広いエリアを切り抜いたのがこちら。

71mmの中望遠な視野でも、中望遠を感じさせないようにも撮れますね。


最後に、太陽の角度が低くなるのを待ってから撮影したのがこちら

71mmらしいボケと、赤い葉に夕方の光が透けて、夕方感が良く出たと思います。

GRなのだけれど、少し離れた被写体でもボケを使った撮影ができるようになって楽しいお散歩でした。
GR III と GR IIIx の2台持ちでも、ミラーレスと交換レンズより機材の体積は少なく軽いです。上着が必要な季節ですので、左右のポッケに一台ずつという身軽なお散歩撮影も可能です。
持ち出すのが楽で、直ぐ出して直ぐ撮れるって大切ですね。

(かつ)

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