こんにちは!管理人のまちゅこ。です。
12月17日(金)、18日(土)と、オンラインイベント「GR SNAP WEEKEND Vol.2」を開催しました。
今回の参加申し込み者は、なんと1,000名を超えていました。師走の何かと忙しい時期にもかかわらず、ご参加くださったみなさん、ありがとうございます!
前回(3月)と同様に、できるだけ「リアル」でやりたいと思い、都内のスタジオからすべて生配信でおこないましたが、大きなトラブルもなく、無事に二日間のイベントを終えることができました。
新しいプログラムとして実施した、アクセサリーメーカーさんに出演いただくコーナーや、若手写真家のコーナー、また、カメラのイベントだけど、写真作品の紹介が無いコーナーもあったり。さらに、来年1月に創刊する『写真』の関係者の方々に、創刊に込めた熱い思いを語ってもらったりもしました。それぞれの視点や切り口で、写真やスナップの楽しさ、奥深さ、そして、なぜカメラで写真を撮るのか?なぜGRなのか?などをお話してくださいました。
出演者のみなさん、とても素敵なお話をありがとうございました。
そしてそして。
イベント参加申し込みをいただいていた方には、現在アーカイブ配信を期間限定でご覧いただいておりますが、さらに本日より、“アーカイブ配信の視聴”のお申し込み受付を開始いたします。
イベント参加申し込みを忘れてしまった方、イベント自体知らなかった方、このレポート記事を見て、見てみたいなと思った方は、ぜひお申し込みを!アーカイブ配信は、2022年1月10日(月)までの予定です。年末年始の空いた時間に、ゆっくりご覧いただけたら嬉しいです。
申し込み方法については、一番最後に記載していますのでご確認くださいね。
それでは、「GR SNAP WEEKEND Vol.2」の様子を写真でお伝えします!
まずは、初日、12月17日。YouTube番組「GR TV」の特別番組から!
YouTube番組として実施している「GR TV」の4人が集合!GR IIIxの作品をスライド&トークしていただき、その後は視聴者の方&リコーからの質問に答える、というコーナーを。
質問は、事前告知無し。そして、回答をホワイトボードに書いていただくというカタチだったため、緊張感もあって、まさに生放送という感じがありました。「歴代のGRで、一番思い出深い機種はどれですか?」という質問では、みなさんがフィルムのGRを選んでいて、スタッフからも「おおー」という声が。「初めて使ったカメラは?」というカメラ関連から、「今一番欲しいものは?」など、ゆるい質問も。放送中に視聴者の方からいただいた質問にもお答えいただきました
2日目のプログラムは、オンライン講評会からスタート。
「いきもの」というちょっと難しいテーマでしたが、約150点の作品エントリーがありました。その中から選出された15点の講評作品のうち、撮影者の方数名にはオンライン上でご出演いただいて、加納満さん、渡部さとるさんと直接お話しながら、講評を受けていただきました。今回も海外(スイス)から参加という方がいらっしゃいました!明け方の時間帯で大変だったかもしれませんが、ありがとうございます!そして、エントリーくださったみなさん、ありがとうございました
「偶然撮れたものには勝てないよね」「いいなと思うものって、言語化できないんだよな」「昔のアルバムみたいに、アルバムは作った方がいいですよ」などなど、お二人の柔らかくも、響く言葉がたくさんありました
続いては、GRの使い方についてのコーナー。GR officialライターを代表して、あらいたと朝倉が、“これ実は便利なんだけど、知ってた??”とか“こんな使い方してるよー”といった感じで、普段どんな風に使っているのか、具体的な設定や使い方をお話しました。ゲスト写真家として参加いただいた内田ユキオさんは、USER設定に、ご自身で名前(テーマ)を付けていらっしゃるのだとか!すごくいいですよね!私も真似しようかな
ライター二人は、クリスマスコスプレ(?)でちょっと華やかに、、、、なったかな??内田さんは、夜のコラムニストのコーナーまでの間、ちょっとお散歩に行かれるとのことでした
GRのイベントには初登場、しかもお一人でのトークをお願いした青木ユリシーズさん。ご自身が愛用されている「Leica」と「GR」について、それぞれを選んで使っている理由や、作品のスライド&トークをしてくれました。青木さんの作品はクールなストリートスナップということもあり、海外の方からの人気も高く、ご自身のYouTubeチャンネルは英語でされているものがほとんどだとか。気になった方はぜひチェックを
新しい試み、アクセサリーメーカーさんにご出演いただくコーナー。5社のブランドの方々にストラップ、ケース、フィルター、バックなどなどご紹介いただきました。みなさん緊張されていて、私もなんだか緊張しちゃいました。それぞれのブランドのデザイン、特長、ブランドストーリーなどを聞くとどれも欲しくなりますよね。そして何より、控室でみなさんがお互いに楽しそうにお話されている様子を見て、やってよかったなーと思いました
続いて「僕らのGR」では、聞き手に打林俊さんをお迎えし、若手写真家が登場。Part1、Part2と、それぞれ関係性やスナップのジャンルが違う2組のお話を、打林さんが掘り下げてくださいました。Part1の高橋直哉さんと濱尾京介さんは、二人ともストリートスナップを撮っていて、SNSでお互いフォローしているけど、会うのはこの日が初めて。Part2の酒井貴弘さんと澤村洋兵さんも、同じく出会いは数年前、SNSで。今ではリアルで頻繁に会っていて、いわゆる日常のスナップを撮ることが多いとのこと。2組ともInstagramでの出会いだそう
スマートフォンでもきれいに写真が撮れるのに、なぜカメラを使うのか?という問いに、「カメラは自分を解放してくれる。背中を押してくれる。感じる楽しさを教えてくれる。」と。そして、「スマホで撮った写真って、あまり記憶に残ってない。消費される写真という感じがする。でも、カメラで構えて撮ると、記憶に残る。カメラで撮ろうとするから、思いがこもる。」と。スマートフォンで簡単に撮れるからこそのカメラの役割をあらためて感じました
GR officialでコラムを書いてくださっている安達ロベルトさん、内田ユキオさん、大門美奈さんが、お互いナイショで質問を準備してきて、その場で内容を公表し回答する、というコーナー。ロベルトさんを進行役に、夜の時間帯にふさわしく大人のムードたっぷりに進めてくださいました。クリスマスが近いということで、ドレスコードは赤いアイテムを
「一番好きなGRは?」や「GR IIIxで撮りに行きたいところは?」といったことから、頭の切り替え方、アイデアのストックの仕方などについてのこともあり、とても参考になりました。なにより、3人の絶妙な会話のやりとりがとても面白かった!カメラのイベントなのに、作品紹介が無いコーナーが成り立つのは、なんだかGRらしいですね、と言われていました
最後は、2022年1月に創刊される雑誌『写真』の編集者と写真家のクロストーク。雑誌が売れないと言われるこの時代に、あえて挑む理由、そこで表現したいこと、意義などを語ってくださいました。村上編集長が言われていた「日本カメラが休刊になったときに、WEBのアーカイブの脆弱さを感じた。削除しないといけなくなって、あっという間に無くなってしまった。そこに危機感を覚えた」というのは本当にその通りだなとしみじみ。特に写真は、物質で残していくことの重要性をあらためて感じました
大西みつぐさんは、過去に“フロッピーディスク写真集”を出してみたり、さまざまな写真媒体の在り方にトライしてきたお話をしてくださいました。日本カメラで、大西さんがスマートフォンで撮った作品を、表紙&巻頭カラーで掲載し、結構話題になったというお話も。写真雑誌が生き残っていくためにどうしたらいいのか、どうしたいのか、そんな葛藤を熱い思いとともにお聞きすることができました
おまけの写真として、12月16日におこなった講評会作品のセレクト現場をちらっと。
エントリー作品を全て紙に出力して眺めながら、終始楽しそうなお二人。「これどう?」と作品の話をしはじめると、さらに会話が止まらなくなり。横で聞いていると、そういう視点か!と、とても勉強になりました
一回落選にした作品も、何度も何度も見返して、この作品はどんな講評をしようか、これはこう見たらよりよくなるよね、と、一つ一つじっくり見ていらっしゃいました。ちなみに、この選考会、渡部さとるさんのお宅でおこなったのですが、ランチでごちそうになったカレーがサイコーに美味しくて…ビックリでした。また食べたい…
長時間に渡り、ありがとうございました。
至らない点も多々あったかと思いますが、今後につなげていきたいと思います。
参加してくれた視聴者の皆さん、出演者のみなさん、スタジオのスタッフのみなさん、あらためて本当にありがとうございました!
このイベントいま知ったよー、という方、気になっていたけど申し込みしなかった、という方、こんな感じでとっても見応えのあるイベントとなっておりますので、気になったコーナーがありましたら、ぜひアーカイブ配信視聴にお申し込みいただけたらと思います。
【アーカイブ視聴申し込み】
■視聴申込受付:2022年1月7日(金)まで
■視聴可能期間:2022年1月10日(月)まで
※本アーカイブは期間限定の配信となります。
★お申し込みはこちらから →受付を終了しました
※イベント内容や出演者の詳細はコチラをご覧ください
※お申し込み完了後、アーカイブ配信視聴用のURLを自動返信メールにてお送りいたします
※オンラインイベント参加申し込みをいただいている方は、再申し込みの必要はありません。すでにご案内済みのメールより視聴いただけます
【その他の注意事項】
・本イベントは、申込者本人のみ視聴いただけます
・アーカイブ配信映像の録画・録音はご遠慮下さい
・プレゼント企画の応募は終了しました(ライブ配信視聴者の方を対象としています)
・本イベントに関するお問い合わせは、zjc_gr_official@jp.ricoh.com までお願いいたします
最後に、ご出演いただいたアクセサリーメーカーさんのURLをこちらに記載いたします!ぜひぜひ、のぞいてみてくださいね。
★出演アクセサリーメーカー一覧
cooca:www.coocamarche.com
NiSi:nisifilters.jp/for-ricoh-gr3/
INDUSTRIA★:hanguis.com/
ULYSSES:ulysses.jp/
MONGOO:mongoo.thebase.in/
ツリーだけ残ったスタジオ。さみしいー。今回も本当にお世話になりました!
リアルで集まってのイベントが、来年こそはできるといいなー。そのときはみなさん、よろしくお願いいたします!
またお会いしましょう!
(まちゅこ。)