こんにちは、商品企画の岩崎です。
本日、RICOH GR IIIx Urban Edition Special Limited Kitを発表させていただきました。
このカメラのこと、そして発売時に公開となる機能拡張ファームウェアについて、2回に分けてご紹介させていただきます。
まずは、前編として、商品化への想いやプロダクトデザインについてなどをお話したいと思います。
昨年(2021年)に発表したGR IIIx。このGR IIIxは、GRが25年間続けてきた広角である28㎜相当の画角ではなく40mm相当という標準画角のGRであり、我々にとっては大きなチャレンジとなりました。
GR IIIxは、GRでのスナップの可能性を標準画角のレンズを搭載して広げたいという思いから40㎜というレンズを搭載。その焦点距離として、いわゆる定番の50㎜ではなく、40㎜となったのも、スナップで使いやすい標準画角はどれぐらいかと考えた時に、人が注視する視野よりも少し広めの視野とすることで、瞬間的に切り取りやすい画角であるからでした。※GR IIIx発表への想いについては、発表時の記事もぜひご覧ください。
GR IIIxを発売してから、初めてGRを使ったという方、そしてこれまでGRを使ってくださっていた方からも、「使いやすい」「ボケがきれいでいい」といったコメントを多くいただき、GRで撮るスナップの広がりを感じています。そして、やはり改めて思うのは、GRの真骨頂を発揮する場は、ストリートでありStreet Photographyなのであろうと。
そこで、Street Photographyの愉しさ、奥深さを伝えるきっかけになれば、という思いから作り上げたのがGR IIIx Urban Editionです。
GR IIIx Urban Editionのボディ色は、GR III Street Editionでも使われている都会のアスファルトをイメージしたメタリックグレー。アクセントとしてリングキャップをネイビーブルーとしています。このネイビーブルーは、都会のビルの間から見える紺碧の空や夜通し輝くネオンの光をイメージしています。ブラックのリングキャップも付属していますので、より落ち着いた雰囲気にしたい場合には、こちらに付け替えるのも良いです。
よく日の入り後や日の出前をブルーアワーと言われます。この時間の都会のビルの間から見える景色と、そこから始まる眠らない都会の夜を夜通し撮り歩く。コロナ禍が明けたらそんなスナップを楽しんでもらえたという思いを込めています。
さらに、Special Limited Kitでは、ちょっとした特別仕様も。
リングキャップの色に合わせたハンドストラップと、特別なブラックのメタルシューカバーがセットとなっています。そして、このメタルシューカバーには、自分の好きな文字を刻印することができるようになっています。文字は、自身のオリジナル文字か、定型の4種類から選ぶこともできます。自分の名前を入れてもいいですし、SNSのアカウント名なんかもいいかもしれません。世界に一つのオリジナルシューカバーとして楽しんでもらえたらと思います。
※刻印サービスには注意事項等がありますので詳細を必ず確認ください
電源オフ時には、ストリートをイメージした終了画面が表示されるのも、特別モデルならではです。
また今回、新たに、Special Editionのページを設けました。ここでは、GR officialのSNAPS企画と連動し、GRファンの方々に投稿いただいたストリートスナップ作品を掲載させていただきました。
TOPのイメージムービーは、SNAPS企画で審査を担当くだった、安達ロベルトさん(撮影・編集・作曲)とトーマスハラさん(出演・作品撮影)にご協力いただきました。GR IIIx Urban Editionページの作品は、イメージムービー撮影時にトーマスさんが撮られた作品です。
ぜひ、GR IIIx Urban Edition とともに、ストリートスナップの世界観を感じてもらえたらと思います。
次回は、Urban Editionにはプレインストールされており、発売と同時に公開される機能拡張ファームウェアの紹介をしたいと思います。
※「RICOH GR IIIx Urban Edition Special Limited Kit」の発売日や販売方法に関しての詳細はリリース文をご覧ください。
(岩崎)