リコーイメージングフォトコンテストと「U-25奨励賞」 (Andy)

2022.03.08 BLOG

こんにちは。Andyです。ゲストライターとして2度目の登場となります。
 
以前にもご紹介させていただいた通り、普段は主にリコーフォトアカデミーの仕事をしている私ですが、今日は昨年実施した「リコーイメージング PENTAX / GR フォトコンテスト2021」についてお話ししたいと思います。

このフォトコンテストは、「リコーイメージング PENTAX / GR フォトコンテスト2021」と名称を改め、撮影プロセスまで愉しめるカメラにこだわる「PENTAX」、最強のスナップシューターを追求し続ける「GR」による作品を募集しました。また新たな試みとして中国からの応募も受付けました。

募集期間は、2021年7月16日~9月30日。コロナ禍で新たな作品を撮りづらい一年ではありましたが、国内及び中国からたくさんの力作が寄せられ、10月に実施した赤城耕一さんと小林義明さんによる審査は大いに盛り上がりました。PENTAX部門、GR部門という分け方以外のテーマは無く、基本的に自由なことと、中国からの応募もあり、様々な作品が目の前に現れることは、立ち会っていた私自身もとてもワクワクする一日でした。

12月19日(日)にリコーイメージングスクエア東京で開催した授賞式はオンラインでも参加できるように準備。PENTAX部門・GR部門合わせて選ばれた40名(作品)の方の中から、32名の受賞者の方々に参加いただきました。オンラインでは中国の受賞者の方にも参加いただき、受賞者の皆さんに一言ずつ自己紹介や作品についてお話をいただきました。内容は日本語⇔中国語の通訳もされ、貴重な経験にもなったのではないでしょうか。

全入賞作品はリコーイメージングスクエア東京、大阪、そして上海の3会場で写真展を実施。プロラボで丁寧にプリントされた全紙~大全紙のプリント(単写真の場合)を観ると改めて受賞作品の魅力が伝わってきます。受賞者の方が在廊されることもあり、写真展はどの会場もとても賑わいました。

リコーイメージングスクエア東京、リコーイメージングスクエア大阪、そして上海での展示の様子

 
 
さて、多くの魅力的な作品とそして個性的な受賞者の方々が集まったコンテストですが、今回はその中からGR/PENTAX各部門で、若い世代の育成および支援を目的とした賞「U-25奨励賞」を受賞されたお二人の受賞者にお話を伺い、コメントいただきました。

GR部門の受賞者、前島裕美さんに今回の受賞作品のことをはじめ、カメラのことや普段の写真との関わりなどについてお聞きしました。


■今回の作品や、写真、カメラとの付き合いについて

今回受賞した作品は、室内で窓際に飾っていたカスミソウなんです。背景の擦りガラスのキラキラした光が綺麗だなと思って撮りました。

最近は人物をGRで撮ることが多いんですけど、一日撮って200枚くらいかな。最近は雪が降らないかなぁと思って持ち歩いていたりします。
あと、庭にたくさん花が植えてあるんですけど、そういうのも撮りますね。

本格的に始めたのは、高校3年生の時です。
もともと空をデジカメで撮っていたんです。ずっとずっと、小学生の頃からなんとなく空を眺めるのが好きで。中学校でその写真を見ながら絵を書いて。

高校生になって、もっと空以外の物にも興味が出てきて。本格的に写真をやろうと思って買ったカメラがRICOH GR IIでした。パンフレットがすごいカッコよかったんです。それで実際に見て触ってみて、そのフォルムとか見た目がカッコよくて、コンパクトだし、グリップとかしっかりして滑りにくい。そういうところが気に入りました。一目惚れでしたね。たまにちょっと貸してよって言われて父と兼用で使っています。

こういったコンテストに本腰を入れて応募を始めたのは去年が初めてです。父から勧められて出してみました。もともと父が趣味でカメラをやっていて、その影響で私も写真を始めたんです。


■これからコンテストを目指す人へ

自分が撮りたいものを撮って、その魅力を伝えるみたいな感じで思って応募したらいいのではないかなって思います。自分が気に入っている、いいと思った写真だからこそ、人に評価されるというのは嬉しいなと思います。


前島さん、ありがとうございました。

前島さんの写真を始めたきっかけから始まりGR IIとの出会い、写真との付き合い方などとてもいい話が伺えました。特に大事なポイントで身近な人の存在(お父様の助言)があったことや、肩ひじを張らない写真との付き合い方が印象に残りました。
 

フォトコンテストは写真を楽しむ上での道筋に過ぎません。でもそこを目指す方々にいろんな物語があることを伺い知ることが出来ました。これを読まれた皆さんも「自分が撮りたいものを撮って、その魅力を伝える」そんなスタンスで挑戦してみてはいかがでしょうか。

(Andy)
 


 
友だち追加

Facebook X Hatena Bookmark Pocket Google Plus LINE

PREVIOUS

マンハッタンビュー散歩(ゆか)

2022.03.04 | BLOG

NEXT

GR IIIx Urban Edition について Part 1 (岩崎)

2022.03.10 | PRODUCT

RELATED ARTICLE

GR official SNS