GRist 54人目は、中国から。Zhou Run(周潤)さんの登場です!
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ポートレート写真家である周潤は、Broncolor、Hasselblad、FinePixのブランド推進講師であり、Canonから名誉写真家として表彰される。
蘇州呉江生まれ。上海音楽院を卒業するも、写真を始めることを決意し、写真に専念する。
GRについて
仕事ではいろいろなメーカーのカメラを使いますが、生活の中ではたいていGRだけを持ち歩きます。 スタジオの仕事では、照明、スタイリング、セットなど、すべてを完璧にすることが求められますが、日常生活はそもそも完璧ではありませんからね。
軽量なGRは私にとって、見慣れたものや見慣れないもの、汗や涙など、日常のあらゆる瞬間を記録するのにベストな方法です。振り返らず、削除せず、撮りたいものをすべて撮ります。構図や露出のことは考えません。私が撮る写真はすべて、時間を逆行させない写真。つまりそのすべてが、私の奏でるメロディの一音一音になるのです。
私にとって、GRは文化であり、写真を愛するすべての人々を象徴するものです。 私たちの写真は「無意味」かもしれないし、「へたくそ」かもしれない。でも、シャッターを押せば満足感を得られるし、うれしくなる。自分なりに世界と仲良くなることもできます。それこそが写真の本来の意味なのではないでしょうか。
(原文)
周润
人像摄影师
布朗Broncolor,哈苏,富士品牌中国讲师
佳能荣誉合作摄影师
关于GR
我是周润,苏州吴江人。于上海音乐学院毕业,但却拿起相机,成为了一名人像摄影师。
工作中我会使用各种品牌的相机,但生活中我却只愿意将GR随身携带。在摄影棚里,我习惯了把一切做到完美,灯光,造型,置景,但我们的生活怎么可能完美?我用GR记录身边的人,发生的事,不回看,不删除,我拍一切我想拍的,无所谓构图,光影甚至也不再重要,因为我拍的每一张照片,都是不会倒退的时间,所有的一切,都成为了我。
对我来说,GR是一种文化,它代表了所有爱摄影的人。也许我们的照片“没有意义”,也或者我们的照片“烂透了”,但当我们按下快门的时候,我们感到满足,我们取悦了自己,我们用自己的方式,和这个世界相处,这不就是摄影的意义吗?