みなさん、こんにちは。
GR officialの記事では初めましての営業・オンラインストア担当のにしむらです。以前はリコーイメージングスクエア大阪にいましたので、お会いしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします。
今回は「GR meet 47」愛知会場(9月10日開催)のレポートを、ゲストライターとして書かせていただきます。
日本全国のさまざまな場所を巡るリアルイベント「GR meet 47」もこの愛知で8回目の開催。今回はゲストに赤城耕一さんをお迎えしての開催です。
会場は、名古屋のランドマークのひとつであるテレビ塔からも近い「アルベホール名古屋」さんにお世話になりました。
1枚目:赤城耕一さん。前日夜のLINEお友達限定コンテンツ「ゆるっとLIVE配信」もご出演ありがとうございました!
2枚目:会場のアルベホール名古屋さん(https://albe-hall.com/)
今回、東海地方では初のGR meet 47ということで、午前中の撮影会は約20名、午後の部も合わせると約40名の方にご参加いただきましたが、初参加という方が約7割。愛知からはもちろん、近隣の三重・岐阜・静岡などからも多くご参加いただきました。
あらためて皆さんご参加ありがとうございました!
会場での簡単なオリエンテーションをした後、いよいよ撮影会スタートです。
今回もGR III、GR IIIx やコンバージョンレンズなどアクセサリーの貸出を行いました。
GRは初めてという方も、前のモデルを使っているけどGR IIIを試してみたいという方も、最初に操作方法の説明があり、スタッフも撮影会に同行するので安心してご参加いただけますよ。
赤城さんの生徒さんで愛知県出身の「たなちー」さん こと田中さんが撮影会のアシスタントとしてお越しくださいました。スタッフも慣れない土地なのでとても心強いです!
おおよその撮影ルートを事前に共有。基本的には自由行動なので各自撮りたいところへ行くのもよし、赤城さんと一緒に撮り歩いてもよし、ということで会場を出発です。
前日の夜に降った雨はどこへやら、とてもいいお天気に恵まれました!
赤城さんからは、「撮影会では、同じ時間と場所を共有して、皆さんがそれぞれ何を見たか、絶対みんな違うので、それがすごく面白い。自分がいちばん好きなもの、これを見てくれ!って気持ちで撮ってほしい」とのお言葉。
講評と聞くと、ついつい構えてしまいがちですが、赤城さんのこの一言で「自分らしい写真でいいんだ」って、皆さん少しリラックスして撮影に臨めたのではないでしょうか。
まずは会場を出て、テレビ塔のある久屋大通公園へ。
ここ数年、再開発のためこの一帯を工事していたそうで、地元愛知の方もきれいになってからは初めて来たよ、という声もちらほら。おしゃれなお店が立ち並び、芝生の緑や水辺など憩いの場としても素敵ですし、写真を撮りたくなるスポットも盛りだくさん。
ひとしきり撮影したあとは、天井がガラス張りになった複合施設 オアシス21の中へ。広場ではイベントも開催されて賑わっていました。
定番の名古屋らしい写真だけではなく、みなさん思い思いに色んなものにカメラを向けているので、他の方の撮っている姿を見て、面白い被写体や切り取り方に気が付くのもリアルイベントでの撮影会の醍醐味ですね。
どの角度で撮るか、近づいて撮るかなど、赤城さんからアドバイスもいただきながら、お話しながら撮影を楽しみます。
爽やかな秋空と「NAGOYA」の文字のオブジェをバックに記念撮影。
次は街に繰り出し、名古屋を代表する歓楽街の一つである錦三丁目、長者町繊維街など伏見方面に向かって撮り歩きました。夜のイメージが強い錦三の街並みも昼間はまた違った表情。問屋街も興味深い被写体がたくさんで時間が足りないほど。
9月とはいえまだ暑い中での撮影、お疲れ様でした!
午後の部は、午後から参加の皆さんも加わり、講評会からスタート。
午前中の撮影会に参加した皆さんは、各自昼食をとった後に会場へ戻り、撮影した中からお気に入りの作品3枚をセレクトし提出。
赤城さんから、ひとりひとりのコメントも聞きながらの講評会です。
作者の方がどういう意図で撮ったのか、何を見せたかったのかを聞きながらコメントやアドバイスをされていました。
「これもすごくいい瞬間だけど、この写真の前後の写真もあったりしますか?」と、より良い瞬間を撮るための気づきを得られるコメントや、面白いカタチを見つけて撮った写真には、「いいですよね、変で!こういうのが好きです」という赤城さんらしいお褒めの言葉も。
参加者の皆さんも、赤城さんのアドバイスや他の方の作品を見て、たくさん学ぶことができた講評会だったのではないかなと思います。
それでは、参加された皆さんの作品を、いくつかご紹介します。
講評会の後は休憩をはさんで赤城さんのスライド&トーク。
「黎明期の写真 GRで撮影した現代の写真」というテーマでお話しいただきました。
ニエプスの自宅の窓からの眺めや、タルボットのほうきの写真などなど、歴史的に有名な写真と、構図やモチーフが同じようなGRで撮影した写真のスライドを見せていただきながらのトーク。とても面白く新たな発見があり、カメラの成り立ちや歴史を交えたお話に、皆さんうんうんと頷きながら話を聞いていました。
写真はとても身近なものになり、いつも一緒にいるGRのようなカメラで何気ない日常を記録していくことはとても素晴らしいことですね、と締めくくっていただきました。
イベントの最後は懇親会です。
赤城さんの乾杯でスタート。
赤城さんや参加者の皆さん、スタッフも一緒にお互いのカメラや写真の話で盛り上がりました。
私はスタッフとして京都、東京会場につづき3回目の参加となりますが、GRを愛用する皆さん、興味を持ってくださった皆さんとお話ししたり、撮った写真を見せていただいたりすることができ、勉強になることがたくさんです。
早速メンバーを集めて、GR tripに応募して撮影会がしたいという嬉しいお声も。このイベントをきっかけにまた一緒に撮影ができたらきっと楽しそうですね。
ご参加いただきありがとうございました。
集合写真と恒例の「みんなのGR」も撮影しました。
最後に、赤城さんの作品とコメントをご紹介します。
<赤城耕一さんより>
仕事を始めてから愛知、とくに名古屋へは毎年のように行っていますが東京で毎回撮影していることを名古屋でやる、というくらいの印象でした。毎度の日帰りでとくに名古屋の「街」の印象は意外に希薄なのです。
今回は良い機会なので、参加者の皆さんとじっくりと街歩きする機会を得て、とても嬉しかったのですが、どうにも街に人が少ないのです。地下街が発展しすぎると、人は地上に出ないのでしょうか(笑)。
でも、その分、街角の要所要所に興味深いものが見つかるわけで、いつもはうちの攻撃的なGR君たちも、モノにじっくりと攻め込んでいったようです。
参加者の皆さんはベテランの方々だけではなく、ビギナーの方もいらしたのですが、GRが街に溶け込んでゆくのか、街角スナップを楽しんでいらっしゃいました。
そうなのです。写真に写っているものは特別なものである必要もなく、名古屋で撮影したからといって、味噌煮込みうどんや、テレビ塔をモチーフにしなくても、まったく問題はありません。日々の生活の中で身の回りで見つけたものを記録する楽しさ、これは私自身もGRから教えてもらいました。
赤城さん、たなちーさん、ありがとうございました!
赤城さん、長時間ありがとうございました!ご一緒できてとても楽しかったです。
また、アシスタントをしてくださった田中さん、参加者のみなさん、そして会場としてお世話になったアルベホール名古屋さん、ありがとうございました。
今回のゲスト 赤城耕一さんは、GR公式YouTubeコンテンツ「GR TV」にもご登場いただいています。
最近の公開コンテンツでは、カメラアクセサリーメーカー「INDUSTRIA」のプロダクトデザイナーであり写真家でもある半杭誠一郎さんをゲストに、いかにしてINDUSTRIAが設立されたのか、そして製品へのこだわりとは、等をお話いただいています。ぜひご覧ください!
▶「GR TV」の第17回 前編はこちら / 後編はこちら
なお、INDUSTRIAの製品は、リコーイメージングオンラインストアでもお取扱いしておりますので、GR TVと合わせて覗いてみてもらえたら嬉しいです。
そして、リコーイメージングストア・RICOH GRストア(楽天市場店/PayPayモール店/Amazon店)では、GR製品・純正アクセサリーのほか、GRストアがセレクトした機能的で魅力あふれるGR用各種アクセサリーもお取り扱いを増やしていく予定ですので、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。
▶リコーイメージングストア
▶RICOH GRストア 楽天市場店/ PayPayモール店/Amazon店
次の「GR meet 47」は、10月8日(土)、群馬県桐生市での開催です!
こちらも現在、お申込み受付中ですので、お近くの方、ご興味ある方はご参加お待ちしております。
またどこかの会場でお会いしましょう!
★「GR meet 47」関連記事
これまでの「GR meet 47」の様子は、こちらからご覧いただけます。
https://www.grblog.jp/article/?tag-name=47
(にしむら)