GRist 63人目は、濱尾京介さんです!
GRのイベントにも出演いただいている濱尾さん。現在はフリーのフォトグラファーとして活動されています。
「GR LIVE!(2月23日)」でのトークも楽しみです!
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初めてGRを手にしたのは、デザイン留学のためアメリカ・ニューヨークに住んでいた2019年。
GRはストリートスナップに最適かつ、多くの世界的写真家も長く愛用しているということもあり、写真を本格的に始めようとしていた私にとって"憧れのカメラ”でしたが、中々手に入れることができませんでした。
何とかしてようやく手に入れたGR Ⅱは、まるで魔法のように一瞬にして私の体の一部となり、脳や五感を察知した瞬間、何かを写真に収めることができるという、私にとって初めての体験を与えてくれました。
どんな時にも持ち運び可能な抜群の携帯性や卓越した描写力、すぐに瞬間を捉えることの出来る速写性、更には魅力的なアートフィルターを兼ね備える等…これ程にも毎日をワクワクさせてくれるカメラは他になく,GRを手放さない日は、当時から現在までありません。
GRを手にしてから5年が経ち、現在私はフリーランスのフォトグラファーとして活動していますが、最近では人間を含む生態系、街や自然など今という時代を生きる生き様を撮ることに興味を持っています。
平等に与えられた一生の中で、何を愛し何に生きているのか。
街で出会った人とコミュニケーションをとりながら、その人の特別な魅力や人生を捉えるには被写体がしっかり心を開いてくれるコンパクトなGRがぴったり。
同様に五感が反応した瞬間撮るスナップ写真にも適したカメラです。
被写体としっかり向き合いたい時、瞬時の光景をスナップする時...如何なる瞬間も、まるで自分が息をする様に自然に、そして美しく捉えてくれ、撮影者・被写体に夢や希望を与えてくれる。
今もこの先も、どの時代にも必要とされるカメラ。それが私の思うGRです。
濱尾京介
1991年 東京都出身
16歳から23歳までの7年間、俳優としてドラマや映画、舞台、ミュージカル、モデルと様々な仕事に携わりながら、撮影の基礎知識を得る。
その後アメリカ・ニューヨークに留学し、美術大学在学時にデザインおよび写真・アートの専門的な知識を学ぶ。
現在はフリーランスフォトグラファーとして活動しながら、国内・海外問わず様々な場所へ訪れ、今を生きる全てのものの生き様や人生を撮影する。
東京を拠点に活動するフォトコレクティブ、FRAME TOKYO にも所属し、写真の可能性と豊かさを広げる。