2018年12月4日。
いつもは定休日となる火曜日のリコーメージングスクエア新宿ですが、今日は特別にささやかなパーティーの会場になりました。
すでに、いくつかのメディアや、写真家さんの方でも記事等を書いていただいていますが、この日、メディアの皆さま、写真家の皆さまをお招きして RICOH GR IIIを体感していただくイベントをおこないました。
動作する状態のGR IIIをお披露目するのは、初めての機会となります。
今回準備できたサンプルは試作段階なので、まだまだファインチューンが必要なレベル。みなさまに手に取って触れていただくには充分とはいえないところも多々ありますが、それでも少しでも早く、GRを愛用くださっている方々に体感していただきたいと思い、いろいろな不安と期待を抱きながらも、お披露目の場とさせていただきました。
来春の新製品をこのタイミングで披露してしまうというのは、発売時に盛り上げのピークを狙うという、いわゆる一般的マーケティング手法としては決して上手いやり方ではないとは思いますが、小出しにしないで紹介できることはオープンにしていくのが、GRらしいのかなと思いつつ。
9月のフォトキナでの開発発表で、スペックをほぼ公開したのも、その一つですが、今回もその考え方から生まれたイベントです。
その名も"GR NIGHT"。
Welcome to GR NIGHT!
みなさんが新しいGRに触れて、どんな感想を言われるのか、商品企画担当としては、とても緊張しましたが、自分のGRをポケットから出して、サイズを比較してみたり、約6cmまで近寄れるマクロ撮影や新採用のタッチパネルを試してみたり。実機を手に、真剣に楽しそうにカメラを操作する方々の姿を見ると、とても嬉しくなってきます。
開場時刻の午後5時をすぎると、タッチ&トライコーナーは来場者でいっぱいに。
新機能を熱心に説明する開発スタッフ。
今回初披露となる、GR III用ワイドコンバージョンレンズGW-4も展示しました。
GR III に合わせて新開発されたワイドコンバージョンレンズGW-4も展示。
21mm相当の画角に対応。新設計となるGR III本体の鏡筒にあわせ、こちらも光学設計を一新しています。
そして、「ギャラリーI」スペースでは、開発途中のGR IIIで実際に撮影した画像を展示。試作機での撮影で画質は最終ではありませんが、ここまで実写可能な物が出来てきました、というご紹介をさせてもらいました。
「ギャラリーII」では、12月5日より開催の「GR T-snaps展」の先行展示を実施。今回、27名の写真家さんに参加いただいてますが、写真家さんはTシャツ好きな方が多いようで、みなさん面白がって参加してくれました。
「GR T-snaps展」でしか手に入らないTシャツですので、ぜひともご来場いただければと思います!
好きな作品のTシャツを着て、その写真家さんの写真展でサインを書いてもらえたら、きっとお宝になりますね(洗濯できなくなるけど)。
写真展は12月17日(月)まで(大阪は1月30日から)。僕もスタッフとして在廊予定です!
みんなでGRを語る!この日のために、GR NIGHTラベルのワインも用意しました。
今回は限られた方向けの内覧会とさせていただきましたが、みなさんのGR IIIへの期待が大きく、商品企画担当としては、責任重大だな、と身の引き締まる思いです。
おまたせしていて本当に心苦しいところもありますが、自信をもっておすすめできるモノになると確信していますので、みなさま、どうか、待っていてください。
師走の西新宿。
例年なら、木枯らし吹く高層ビル街の印象ですが、この日ばかりは、とっても暖かな日になりました。
(あらいた)