猫のあくびを撮る (みにゅう)

2024.06.04 BLOG

猫好きのみなさんこんにちは、猫4匹と暮らしてる みにゅう です!
今回は猫の「あくび」写真のこと。

猫の寝姿あくび伸びの仕草 などは見ているだけで気持ちが和みますよね。
猫はよく寝ているし、あくびをする姿もしばしば見かける気がしますが、いざ写真に撮ろうとするとなかなかそんなチャンスはやってこないものです。

GR III, P mode, ISO200, 1/400sec, F2.8, 0.0EV, WB:Auto, クロップ50mm, レタッチ(トリミング)

猫はこちらの意図通りに動いてはくれないし、あくびは意外と短く一瞬で終わってしまう動作なんです。口が開ききった瞬間を捉えるというのはさらに至難の業です。

ではどうするか。集中して狙って撮ることが難しいので基本的には「ゆるく観察しつつ待つ」。それが起こり始めたときに逃さないよう予測・準備しておくことがコツかなと思います。

GR II, P mode, ISO100, 1/90sec, F4.5, +1.0EV, WB:Auto, クロップ35mm, レタッチ(回転)

まずはGRを手元に。猫が寝てるなと思ったら、手が届く場所や胸ポケットに備えておく。起こさないようにそっと近くに寄る。

GRは起動から撮影可能となるまでが短い機種ですが、それでもあくびが始まってから電源オンしていては間に合いません。
気持ちとしては「寝姿を撮るつもり」でカメラを向け撮影OKな状態(シャッター半押ししフォーカスが合っている)にしておき、そこであくびの兆候を感じ・あくびが始まったら、おっきた!と思って、焦らずタイミングを計って優しくシャッターを押し込む。(撮ってやるぞ!的な殺気を放ってはいけません、何気な~くな動作でね)

GR III, P mode, ISO100, 1/15sec, F2.8, -0.3EV, WB:Auto, クロップ50mm, レタッチ(トリミング, レベル補正)

レリーズタイムラグが小さく、音が小さい GR が味方になります。ブレがちなのでISO感度を上げてシャッター速度を速めにすること、あと連写モードやブラケットを使うとより成功率が上がるかもしれません。
失敗ショットも沢山撮れてしまうと思いますが、あとは数を撃つのみ。

GR IIIx, P mode, ISO800, 1/80sec, F2.8, -2.0EV, WB:Auto, レタッチ(レベル補正)

 * * * * * *

テクニック的なことを書きましたが、一緒に居てリラックスできる状態でなければ、猫は寝姿さえも見せてくれません。一緒に遊んで、一緒にゴロゴロして、撫でてあげる、一緒にあくびをする。いつも見ている。そんなゆるい楽しい関係から、撮影チャンスがやってきます。
写真には撮影者と猫の関係性が写っています。特別な1枚になるでしょう。

猫と接する機会のある方はぜひ、猫のあくび写真にトライしてみてください。
それでは、また!

(みにゅう)



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