2019年、新年最初のGRistは、長野を拠点に世界に向けて作家活動に取り組んでいる高木こずえさんです。
写真はGRistコーナーにてご覧いただけます。
GR official TOPページでも見られます。
以前、インタビューさせてもらったのは、もう7年前になります。
（旧GR BLOGでのインタビュー記事はこちら）
今は、長野県中野市を拠点に作家活動をしている高木さん、今年は東京（TARO NASU）での展覧会を皮切りに、どんな活躍をされていくのでしょう。注目です。
1月11日～2月9日 高木こずえ「プレリュード」＠TARO NASU
http://www.taronasugallery.com
高木こずえ
1985年 長野県に生まれる
2007年 東京工芸大学芸術学部写真学科卒業
2015～2016年 公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員としてアメリカに滞在
2016年～ 長野県在住
MIDというシリーズを作っていた頃、よくGRを持って夜の散歩にでかけました。いなかの真っ暗な道を、左手に小さな懐中電灯、右手にGRで身軽にいきます。まわりの様子は良く見えません。懐中電灯の光は２、３メートル先で闇に吸いこまれます。撮りたいところを見つけると、暗がりに右手を伸ばしてシャッターを切ります。辺りがフラッシュでパアッと照らされ、そのあとジーと音をたててフィルムが巻き取られます。あのときGRはほとんど私の体の一部で、右手の先の高性能の目でした。夜の散歩はしなくなったけれど、未だにGRは私のたのもしい相棒です。
