こんにちは! えみ です。
GR trip 第5回目の舞台は、横浜みなとみらい。CP+初日である2月28日の開催となりました。
今回申し込んでいただいたのは、なんとPHaT PHOTO写真教室の先生と運営メンバーのグループ。
さらに、講評は、CP+別会場のお苗場のステージで公開講評という、スペシャルな回となりました。
普段は教える立場の方たちが、教わる立場になることで、新しい発見があるのでは?ということで申し込んでくれたのですが、
公開講評ということは生徒さんの前で講評を受けるというわけで…。
これは、参加メンバーもガチで臨まざるを得ないという、注目の場になったのでした。
そんなスペシャルな回のシークレットゲストは横木安良夫さん!
ご存知、ストリートスナップの名手が、どんな講評をされるのか、楽しみに参加してきました。
…
当日はあいにく朝から本降りの雨と冷たい風。まるで真冬に逆戻りしたような一日でした。
まずはお苗場会場となった大さん橋ホールでのオリエンテーションからスタート。
横木さんを交えて、出発前から和やかムード。「横浜には雨が似合うんだよ」(横木)
撮影会日和…とは言い難いお天気の中、みんな完全防備でスナップに出発!
ストリートスナップ中の横木さんをスナップ。
雨に濡れるのもいとわず、みなさん夢中で撮影していました。
中華街はこの日も大賑わい。冷えた体を温めるために、肉まんでしばし休憩。
雨の山下公園は人出は少なかったですが、それぞれ独自の視点で被写体を追っていました。
「ちょっと、カッコイイの撮れちゃった!」
みなさん本当に仲良し。
約2時間、大さん橋~中華街~山下公園を撮り歩いて、再び大さん橋ホールへ。
公開講評に向けての写真選び、みなさん気合いが入ります。
そして迎えた、公開講評。
イベントスペースにはたくさんのオーディエンスが!緊張感が高まります。
GR IIIの発売をきっかけに少し改訂したコンセプトムービーの上映ののち、さっそく講評が始まりました。
(ムービーは、10月の野口さんの記事からチェックできます)
真剣な表情で講評を受けるメンバーのみなさん。
まず、スナップ撮影会には厳しい条件、しかも2時間という短時間で、いいと思える作品が1枚でも撮れることはすごいことなんだよ、と横木さん。
講評のなかで、横木さんが繰り返し言っていたのは「素直に撮ること」の大切さでした。
メンバーの皆さんは、写真をお仕事にされているだけあって、撮影にあたってフォーマットや、被写体の色などテーマを決めて臨まれた方もいたりなど、それぞれの個性により確立されたスタイルが作品に見事に表れていました。
テクニックがあるだけに、作りこみによってともするとあざとく見えがちな画作りも、作りすぎずさりげなく撮っているように見える作品が、高く評価されていました。
「写真そのものより意図の方が見えてしまったらつまらない」と。
スナップにあたっては、自分の心にちょっとでも引っかかるものがあれば、どんどん撮っていくこと。
それが、「自分の写真」になっていくのだという言葉が強く心に残りました。
GR trip参加のみなさんの作品はこちらからご覧いただけます。
個性あふれる作品をぜひご覧ください。
みなさんの講評後、横木さんの作品も5点紹介されました。
2時間で約600枚撮影したとのこと!
普段から連写設定で撮影するそうで、なぜなら、スナップ写真とは"点"ではなく"線"で捉えるものだから、それには、秒3~4コマ程度が適当なんだ、と。
そして、最後に紹介された当日の一番のお気に入りは、山下公園での、なにもない海の写真でした。
横木さんの作品はこちらからご覧いただけます。
雨の山下公園で恒例の集合写真。
恒例の、参加者全員のGR集合!個性が表れてますね。
横木さん、メンバーのみなさん、悪天候の中ご参加ありがとうございました!
ご一緒させていただき、私も大変勉強になりました。
たくさん撮影して、自分ならではの写真を見つけたいと思います。
最後に、横木さんと幹事さんからコメントをいただきましたのでご紹介します。
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横木さんより―
絶好の雨。横浜は霞んだ景色が良く似合う。気温が低く熱燗でもやりながら酔眼で撮るのがベストな日。あいにくビル街と中華街。今回はファットフォトの講師陣と一緒だった。しかも彼らの講評もするようにとのお達し。そればかりか僕が撮った写真もお披露目するといった趣向。スナップ撮影はリラックスしながらのルーティン撮影。一回だけすごい瞬間と巡り会いそうだった。前方100mぐらい。歩道をこちらに全力で走ってくる女性がいた。正面からすれ違いざまを狙う。ところが彼女は急減速して車道側に。20秒ぐらいずれたかな。今日は残念でした。それがスナップの醍醐味。
幹事さんより―
今回のGR tripは、PHaT PHOTO写真教室の講師や、そのイベントを企画しているスタッフに声をかけて参加してみました。
公開講評はドキドキでしたが、撮影会ではふだん講師だったり企画運営をするメンバーがひさびさに「参加者」として撮影できたので、とても楽しく無邪気に楽しむことができました。あいにくの雨でしたが、撮影した写真は雨だからこそ撮れた写真も多く、これも片手で操作して撮れるGRの魅力!だと感じました。横木先生のコメントもとても学びが多く、今後の企画に活かせる経験を得られました。ありがとうございました。
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(えみ)