GRIII Aモード F2.8 ISO8000 SS 1/320
イメージコントロール BWモノトーン
こんにちは、きょーちゃんです。
もう皆さんのお手元にはすでにGRIIIが届いているのでしょうか。
これからは作例や機能などのご紹介ができるので僕たちもとても楽しみです。
■今回はGRIIIでのモノクロ機能についてご紹介します
僕の場合、普段モノクロでの街撮りが中心。
今回はイメージコントロールで選べる4つの白黒表現とそれぞれのパラメータについてお話します。
■白黒は4つのテイスト(さらに細かな調整も)
出荷時の設定ではADJレバーの割り当ての最初にイメージコントロールがあります。
ここではカラーのStd,Viから始まり、モノクロ関連は4つの種類が選択可能です。
こんな感じで4つあります。
この状態でFnボタンを押すと以下のように各種パラメータの変更ができるようになっています。
この場合はイメージコントロール[BW]モノトーンの中にある各種パラメーターを調整しようとしています。
表にまとめると以下のような感じですね。
*2019.03.23 12:30(JST)表の暗部コントラストの説明を修正しました。Twitterでのご指摘感謝します。
GRIIIでは新しいパラメータが追加されていますが、
コントラストは3つ調整項目があって、トーンカーブにすると上記のようなイメージ。
僕の場合は、通常のコントラストを一つ上げて
明部をマイナス、暗部をプラスにしています。
こうすると
空は全体的に青が強く白い雲は雲が強調される一方で
街角の風景では日陰のディテールが沈みすぎないよう持ち上がって
表現される感じでしょうか。
以下作例で見てみます。
このカラー画像から。
これはイメージコントロールは[Std]スタンダードをベースに彩度を一つ上げた写真です。
GRIII Aモード F2.8 ISO100 SS 1/2500
イメージコントロール [Std]スタンダード
これを
[BW]モノトーンで写すと以下のように
調色はこの写真ではパープルにしています。
天気もよかったのでこのままでもメリハリが効いた作例になりました。
[SoftBW]ソフトモノトーンではどうでしょうか
調色は茶色のセピアを選択 合わせてキーも+1にしてみました。
だいぶ柔らかい印象になりました
次は
[HardBW]ハードモノトーン。
こちらはキーを-1落として冷黒調になる調色パープルを選択
かなりコントラストの高いイメージに。特に青空と雲のメリハリに注目。車に反射する光線も印象的になりました。
次は
[HiBW]ハイコントラスト白黒
調色はせず直球で。このハイコントラスト白黒だけ今は粒状感が有効になってます。
かなりインパクトの強い表現になります。
おまけで以下はイメージコントロールの[HDR]HDR調の詳細パラメータで白黒が選択できるのですが、これも印象的です。
これも作例で載せておきます。
HDR調にして気が付いたのですが RAWに車内のディテールがしっかり残っているので奥のほうまでHDR表現で持ち上がってきてますね。
いかがでしたでしょうか。
かなり調整で自分の作例にあったイメージに追い込んでゆくことができますので
気に入った設定ができたら、ユーザーセッティングに登録したり、SNSで作例とともに設定を共有したりしてみてくださいね。
白黒写真だけでもまだまだお伝えしたい機能や設定がたくさん。
次回また、ご紹介したいと思います。
ではまた。
(きょーちゃん)