初代GR DIGITALのムック(2005年11月発売)以降、福島編集長と作ってきた本も、今回でちょうど10冊目。
阿吽の呼吸というか、やりたいなあとぼんやり考えていることを、いつも先回りしてカタチにしてくれるので、いつもわくわく心地よいのです。
こうして並べて見ると、毎回、超贅沢な顔ぶれだったなあと思います。
中でも、ちょっと異色のフォトエッセイブック「旅とカメラと私」は、とても思い出深い大切な一冊です。
さて、いよいよGR IIIのパーフェクトガイドが4月27日発売になります。
(一部の書店さんには、今日あたりから並んでいるのかな?)
https://book.impress.co.jp/books/
今回の本は、本当に特別濃厚な内容になってます。
巻頭ギャラリーを飾る、森山大道さん、上田義彦さん、菅原一剛さんは、写真はもちろんですが、文章必読。
ページ数は多くないですが、大げさに言えば、現代スナップ写真論をギュッと圧縮したような内容。(いや、多分おおげさじゃないと思う)
GRのMOOKだけで掲載するのはもったいない、写真を撮る多くの人に読んで欲しいものになっています。
一冊の本より、一つの言葉が心に引っかかって、長く影響を与え続けることってありますが、そんな言葉が散りばめられた内容だと思います。
もちろん、それだけはなく、機能紹介の豪華執筆陣!
大和田良、内田ユキオ、柄木孝志、こばやしかをる、鈴木文彦、大門美奈、ハービー・山口、福井麻衣子、むらいさち、山本春花(敬称略)
それぞれが巻頭ギャラリーでもいいくらい。
さらに~
スピッツをはじめ多くの著名ミュージシャンのジャケ写などで活躍する浅川英郎さん。
乃木坂46元メンバーで、女優として大活躍中の深川麻衣さん。
芥川賞作家で、写真との関係も深い柴崎友香さん。
(深川さん、柴崎さんは、GRistでも紹介させていただきました)
綺麗なトリセツではない、濃密な写真本を、ぜひ手に取っていただきたいです。保存版!
・・・ボクは、福島編集長と地味でマジメ系な対談でチラ出・・・
(野口)