こんにちは、えみです。
今回は高感度モードの撮影について、共有できたらと思います。
GR IIIでは、ISO感度を102400まで設定することができます。
(GR IIでは1600(AUTO-HIでは3200)までの設定でした。)
ISO102400は通常撮影ではまず使わない感度だと思いますが、ISO10000くらいまでは、使うシーンも多いのではないでしょうか。
例えば、レストランでのショー。
細かい装飾がきらびやかに施された衣装が特徴的な、中東を起源とするベリーダンス。
ベールやステッキなどの小道具を使って踊ることもあります。
大抵のショーでは、店内の照明は落とされ、ステージに照明が入るパターンですが、ISO AUTOではどうしても光量不足になり、被写体がぶれてしまいます。
そこで、ISOを16000に設定してみると、小道具のダイナミックな動きも、ダンサーさんの表情も素敵にとらえることができました。
GR III Pモード F3.2 1/640 ISO16000 / Dancer : Kagura
運よくステージ目の前のテーブルだったため、テーブル上にカメラを置いて固定し、ドライブモード:連続撮影に設定、シャッターを押し続けて撮影しました。(右下に椅子の背が映り込んでいるのはそのせいです。)
すると、手ぶれすることもなく、狙った瞬間をとらえることができました。
気になる粒度感ですが、実寸(3360×2240)から、上の写真の床とスカートの裾部分のみ切り出してみました。
若干ざらついてはいますが、個人的には許容できる範囲です。
GR III Pモード F3.5 1/800 ISO16000 トリミング / Dancer : Kagura
こちらも素敵な表情をとらえることができた、お気に入りの1枚。
GR III、暗い屋内での撮影でも活躍しそうです。
ショーは極力レンズを通してではなく自分の目で見ていたいので、いろいろな設定を試したりはしなかったのですが、今度機会があったら、店内のムードがもっと伝わるような設定を探ってみたいと思います!
*Special Thanks to : Kagura、ペルシャ料理 SHURU(大宮)
(えみ)