GR III機能拡張ファームウエア ー タッチAF登録 ー (ゆか)

2019.10.22 BLOG

こんにちわ、ゆかです。

シアトルはすっかり秋。 紅葉が綺麗な時期でもありますが雨の季節になりました。街中でもコートを着ている人が増え、私もダウンジャケットを着始めました。

早いもので、今日でちょうどアメリカに赴任して一年です。
最近は趣味だった登山を少しずつ再開しています。

あらいたさんから紹介がありました、GR III機能拡張ファームウエア。今回は、雨天決行したマウントレーニア登山の写真と共に[タッチAF]の登録について紹介します。

この機能、以前の記事で要望していた機能だったので対応されて感激!
言ってみるもんだなぁ。

GR III, F4.5, ISO250, 1/320sec, EV+0.3

具体的には、
ADJに[クロップ]、[タッチAF]を登録できるようになりました。
Fn ボタンにも、[タッチAF]を登録できるようになりました。

ADJもしくはFnボタンに[タッチAF]を登録しておくと、メニューで[タッチAF]を選んだときの以下4つの選択肢が出ます。ここで設定切替を簡単にできます。
  - 測距点移動
  - 測距点移動+AF
  - 測距点+AF+撮影
  - オフ
私の場合は、Fnに[クロップ]、ADJの一つに[タッチAF]を割り当ています。
また、基本的に[タッチAF]の設定は「測距点移動+AF」にしています。というのも、山で花などを撮影するときは一度[タッチAF]でAFしてから露出設定などをADJレバーで変えることが多いためです。

GR III, F4.0, ISO250, 1/250sec, EV+0.3

しかし、動物や子供などを撮影するときは一瞬なので「測距点+AF+撮影」を使います。

この使い分けを簡単にしたかったので、この割り当て機能はとてもありがたい!

GR III, F5.0, ISO200, 1/320sec, EV+1.3, クロップ50mm
マウントレーニアにはたくさんのマーモットが生息しています。
「測距点+AF+撮影」とFnに設定したクロップで50mmに。

GR III, F5.0, ISO200, 1/320sec, EV+1.3, クロップ50mm
野生のリスもたくさんいます。ここまで寄れます。

雨霧で半分諦めかけていたGRでの撮影、なかなか幻想的で神秘的でいいじゃないか!

GR III, F4.0, ISO250, 1/400sec, EV+0.3

晴れていたら、ものすごく綺麗な紅葉が遠くまで見えていたんでしょうが・・・
またリベンジします。

GR III, F4.0, ISO250, 1/250sec, EV+0.9

山での一番の楽しみは豆を挽いて淹れたコーヒーを持っていって飲むことです。
あぁ、マイナスイオンと緑に囲まれて心が洗われる!

GR III, F4.0, ISO250, 1/250sec, EV+0.3

せっかくなので夏のマウントレーニアも。
夏休みに友人が日本から来た際には、長女を連れてハイキングに行きました。

GR III, F5.6, ISO200, 1/2500sec, EV0.0

夏は高山植物が一面に咲き誇ります。
やはり子供がいるときは「測距点+AF+撮影」が便利です。
マウントレーニアは日系移民にはタコマ富士の愛称で親しまれてきました。
見ると懐かしいような気持ちになります。

GR III, F2.8, ISO200, 1/1000sec, EV+0.3

GR III, F2.8, ISO100, 1/1600sec, EV-0.7

片手ですべての操作を簡単に完了できる、というのがGRの魅力でもありますね。
また、[タッチAF]の機能はストリートスナップ撮影時にも頻繁に使っています。

それではまた!

(ゆか)

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