風景でもポートレートでもなく、パターンや質感の面白さ美しさに惹かれて
撮影してしまうものがあります。
それは自然の造形の一部だったり、人工物の一部だったり。
自然に形づくられたといっても、生きものが作り出したとは限らない。
GR, 2015年1月
例えば「ひび割れ」はとても魅力的な造形です。「ひび萌え」?
年月を、もののあはれを感じさせる。
規則的なようでいて、ゆらぎがあり、有機的。
人工物でも、どうやったらこんな形ができるんだろう? という不思議。
GR II, 2015年10月
撮影するときは、できるだけ正対してフラットに。
周辺まで歪みが少なく高精細、光量一定に撮影できるのも GR のいいところ。
GR, 2014年7月
台所でこんなものも目にしました。CG の幾何学図形のよう。
GR II, 2016年1月
遠くの惑星の表面のようであり、電子顕微鏡写真のようでもある。
遠景か近景かさえもわからない浮遊感。
GR II, 2017年8月
GR II, 2015年11月
自分が面白いと感じるものを追いかけて、なんでも撮影してみるのが楽しく、深い。
今まで見たこともないような、いろんな写真が見てみたいです。
それではまた!
参考:被写体(表示順)
・ペンキのひび割れ
・換気口フィルター
・クモの巣に水滴
・ロマネスコという野菜
・フジツボのついた岩
・苔むした壁
(みにゅう)