【GRist】Vol.30 鹿野貴司さん

2020.04.10 BLOG

GRist30人目は、鹿野貴司さんの登場です。

広告や雑誌の撮影を手掛ける一方、長い期間に渡り街や人に寄り添いながら作品を製作されています。このような作品から感じられる街や人の息づかいは、一期一会のストリートスナップからも滲みでています。

鹿野さんには、以前、RICOH PXというコンパクトデジタルカメラのカタログやWEB用の作品を撮っていただいたこともありました。(懐かしいカメラです!知っている人いるかな??)

そんな鹿野さんのGRの作品をご覧ください。
写真はGRistコーナーにてご覧いただけます。


GRについて
仕事でも作品でもほぼ標準レンズでこなすことが多い僕にとって、GRの28mm相当という焦点距離はほぼ超広角。あらゆるものが写り込んでくる難しさもあるけれど、ハマったときのおもしろさや、偶然が生んだ驚きがある。世界を丸ごと切り取れるような感覚が、手のひらの中で操れるのは本当に楽しい。
かつてのGR DIGITALシリーズは被写界深度の深さが魅力で、まさにスナップカメラという印象だった。APS-Cフォーマットを採用した今のGRシリーズは光を受け止める能力が上がり、難しいシチュエーションほど期待以上の結果が得られる。それがポケットに入るのだから、写真家にはもはや使わない理由がない。

 
鹿野貴司
1974年東京都生まれ。多摩美術大学卒業。雑誌や広告の撮影を手掛けるかたわら、日本大学芸術学部写真学科、埼玉県立芸術総合高校で非常勤講師も務める。各地でスナップや人々の営みを撮り続け、写真展/写真集に『感應の霊峰 七面山』(コニカミノルタプラザ/平凡社)、『日本一小さな町の写真館 山梨県早川町』(新宿ニコンサロン/平凡社)など。

http://tokyo-03.jp/

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